貯金を増やすため、もしくは脱赤字のために、家計を見直さなきゃ!
となったとき、まずは何から見直しますか?
いきなり食費を削って、毎日おなかを空かせて過ごす・・・よりも、まずは固定費を見直してみましょう。
固定費を見直して節約するメリットは、「毎月必ず今の家計よりも支出が減る」ことです。
たとえば、食費だったら、今月は1万円節約できても、来月は反動で1万円出費が増えてしまうかもしれません。
それでは節約した意味がなくなってしまいますよね。
でも、保険料を月に3,000円節約できたら、次の月も、その次の月も、今の家計よりも3,000円支出が減ることになります。
今回は、家計を見直す場合、何を見直せば効率よく節約できるか詳しく解説します!
節約するにはまず固定費を見直そう
家計の見直しを行う場合は、まず、固定費を見直してみましょう!
節約効果が大きいのは、よく言われているとおり「保険料」と「通信費」です。
また最近は、電力・ガス自由化に伴って、電気とガスの契約先をいろんな会社から選べるようになりました。
そのため、選択する会社によっては今までよりも、電気とガスの使用料金が下がる可能性があります。
また、今後子供の成長に伴って家の購入を検討している場合は、早めに購入した方が、今の賃料をローンの支払いに充てられ、最終的には住居費の支払い額が安く済む場合があります。
というわけで、以下の4つの項目の節約方法を順に見ていきましょう。
- 保険料
- 通信費
- 光熱費
- 住居費
保険料の節約
今加入している保険は、妥当な金額か今一度確認してみましょう。
会社でなんとなく適当に入った、なんてことはないですか?
家族構成の変化によって、現在入っている保険とは必要な保障額が変わっている場合もあります。
必要な保障額は、保険会社のホームページなどで、シミュレーションすることが可能です。
自分で保険を見直すのが不安な場合は、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談してみましょう。
通信費の節約
固定電話代の節約は難しいですが、一番効果があるのは携帯電話代の節約です。
自分でいろいろ調べるのが面倒、格安SIMとかよく分からない、などを理由に、未だに大手キャリアのドコモ、au、ソフトバンクを利用している人は、結構多いんですよね。
家計を見直すついでに、携帯電話の料金プランも見直してみませんか?
インターネット料金とセットで割引を行っている事業者もあります!
光熱費の節約
電力・ガス自由化により、電気とガスの契約先が自由に選べるようになりました。
たとえば、今までは
- 電気は「東京電力」
- ガスは「東京ガス」
だったのが、
- 電気もガスも「東京電力」
みたいに、今までガスや電力を供給していた会社以外でも、契約を結べるようになったんです。
仕組みは格安SIMと同じ感じで、元々整備されていたインフラを他の会社が借りているだけなので、別の会社に契約し直したからといって、ガス管の工事が必要、なんてことはありません。
今まで契約していた会社から変更するのが何となく怖い場合は、今まで契約していた会社の電気かガス、どちらか一方に契約をまとめれば、少し料金が下がります。
この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
住居費の節約
いつか家を買うつもりであれば、早めに検討した方が、将来的に家に対して払うお金が少なくなります。
ただ、賃貸→賃貸を検討する場合は、慎重に検討した方が良いです。
安い家賃の家に引っ越して、余分にかかる費用を回収するのに何年かかりますか?
家賃10万円の家から家賃8万円の家に引っ越し。
引っ越し代や礼金、敷金で50万円かかるとすると…
→家賃が安い効果が得られるのは3年後
家賃が安くなった効果が得られる頃にはまた、家庭状況が変わっているかもしれません。
しっかり計画を練った後なら良いですが、安易に安い家賃を求めて引っ越すのは、おすすめできません。
まとめ:固定費を見直して、毎月の支出を減らそう!
冒頭でも言いましたが、固定費の見直しの良いところは、「毎月必ず今の家計よりも支出が減る」というところです。
「保険料」「通信費」「光熱費」「住居費」、どれかひとつでも見直してみると、家計に少しゆとりが生まれますよ。
しかし固定費はもう見直し終わって、それでも家計の余裕がない、という方は、▼こちらの記事もチェックしてみてくださいね!
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