最近世間では、
とか言われていますが。
ちょっと待ってください。
今だって、困窮している人が大学に行けるように助けてくれる制度は存在します。
大学には、「学費の免除」の制度があります。
私は実際にこれを使って大学に通ったため、大学4年間で、通算2年分しか学費を支払っていません。
学費の免除制度の詳細は、自分で情報を得に行かないと入ってきません。
誰かがわざわざ教えてくれるわけでもありません。
今回は、大学に入学する前に(もしくはした後でも)特に大学費用に困っている人は知っておきたい、学費の免除制度について紹介します。
大学の学費免除制度について
大概の大学には、学費の免除の制度があります。
ただし、内容は大学によって異なりますので、自分(もしくは子供)が入学を希望している大学が明確な場合は、大学のホームページを確認してください。
最近はネット社会なので詳細が掲載されています。
ちなみに、入学金も免除になる場合があります。
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大学の学費免除の申請資格者
かの有名な東京大学のホームページでは、授業料免除の申し込み資格者は、このように書かれています。
- 経済的理由により授業料の納付が困難であり、かつ学業優秀と認められる者
- 申請者又は申請者の学資を主として負担している者が風水害等の災害を受け、授業料の納付が著しく困難であると認められる者。
- その他、やむを得ない事情があると認められる者。
2、3はまあ当然なんですが、一番気になるところは1ですので、実際の経験談を元に、ちょっと詳しく見ていきましょう。
大学の学費が免除になる経済的理由のレベルは?
だいたいの大学で、学費が免除になる経済的なレベルは公表されていませんので、申請してみないと分からない、という感じです。
生活が困窮していると感じていれば、とりあえず免除の申請してみれば良いと思います。
私の通っていた大学では、収入や家族構成に基づいて、これ以下なら全額免除、こっち以下なら半額免除、といった計算式があるようでした。
大学の学費が免除になる学業優秀者のレベルは?
これも公表されていない大学がほとんどですが、私が通っていた大学では、学科内で上から1/3でした。
ただ、調べてみたら今はもう少し緩くて、かつ複雑になっていましたので、これも申請してみないと何とも言えません。
と思う人もいるかもしれませんが、これって当然じゃないですか?
勉強もせずに遊んでるけど、でも学費は払いたくないとか、そんなの大学に行く意味ないですよね。
本来、大学には勉強するために行くはずなので、ちゃんと勉強をしている人にしか免除の資格を与えないというのは、大学側からすれば、当たり前のことです。
なんて思う必要はないです。
大学は入試の時点で既に、成績順で大学が決まっているようなものです。
つまり、自分が合格できた大学では、周りは自分とどんぐりの背比べな人ばかり、ということです。
とにかく、大学に入ったからといって遊び呆けず、しっかり勉強をすれば、成績の上では申請をする資格は得られます。
まとめ:生活が困窮していても、大学に進学するのを助けてくれる学費免除制度は存在する
いかがでしたか?
そもそも大学に学費の免除という制度があることを知らずに、大学進学を諦める人もいるかもしれない。
そんな人にはこういった制度があることを知って欲しい、と思って今回、大学の学費免除についての記事を書きました。
他にも、大学が独自で募集している給付型の奨学金や、最近は受験前に予約する給付型の奨学金もあるようです。
借りている人が多い、日本学生支援機構の奨学金だって、実は返還免除の制度があるんですよ(大学院限定)。
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大学に進学するのはお金はかかりますが、大学に行きたい気持ちはあるけどお金がないからといって諦める前に、学費免除の制度などをしっかり知ってくださいね!