最近、格安SIMとか格安スマホとか、よく耳にします。
でも。
しかも、格安SIMや格安スマホについて調べてみようと思ったら、MVNOなる新しい名前が登場・・・!
格安SIMや格安スマホやMVNOにすれば、携帯の基本使用料は安くなるらしいことは知っている。
でも、実際にそれって何なの?どう違うの?
今更聞けないし、仮に聞けたとして、口頭で聞いても理解できる気がしない!
今回は、そんなあなた(私)のために、
- 格安SIMとは何なのか?
- 格安スマホとは何なのか?
- MVNOとは何なのか?
わかりやすくまとめました!
MVNOとは
まずは、一番根本的なところの「MVNO」から説明します。
MVNOは、日本語で言うと「仮想移動体通信事業者」です。
MVNO(仮想移動体通信事業者)は、他社の電話回線を借りて、自社ブランドで携帯電話やPHSなどの移動通信サービスを提供する事業者のことです。
たとえば、イオンモバイルは、イオンモバイル独自の回線を持っていません。
そのため、ドコモの回線を使って、イオンモバイルが携帯電話を利用できるサービスを提供している、という感じですね。
こういった、独自の回線を持たずに、ドコモ、au、ソフトバンクの回線を借りて運営している通信サービス事業者が、「MVNO」です。
現在、800を超える事業者が、MVNOに参入しています。
格安SIMとは
では、次に格安SIMとは何なのか説明します。
格安SIMの「SIM」とは、SIMカードのことを指します。
SIMカードとは、スマートフォン、タブレットなどの中に入っている小さいICカードです。
LTE・3Gといったモバイル回線を使ってインターネットや通話をするには、このSIMカードが絶対に必要です(Wi-Fiを利用してインターネットのみする場合には不要)。
自分が持っているのスマホで、その辺の道ばたを歩いている時にインターネットや通話ができるなら、そのスマホにはSIMカードが入っています。
先ほど説明したMVNOが発行している「SIMカード」を使ったサービスは、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)よりも安くインターネットや音声通話機能が利用できるため、「格安SIM」と呼ばれています。
格安スマホとは
格安スマホとは、「スマートフォン(端末)」と「格安SIM(通信プラン)」のセットのことです。
スマホ自体が低価格であるかは、あまり関係ないです。
とにかく、SIMフリーのスマホを単品で買って(もしくは今持っているスマホをそのまま使って)、格安SIMを差せば、「格安スマホ」のできあがりです。
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)でスマホを購入して、SIM(通信プラン)の契約をするよりも安く済むので、「格安スマホ」と呼ばれているようです。
まとめ:MVNOのSIMカードが格安SIM。それをスマホに差せば格安スマホのできあがり!
- MVNOは、独自の通信回線を持たずにドコモ、au、ソフトバンクの回線を借りて運営している携帯電話の事業者。
- 格安SIMは、MVNOが発行しているSIMカードを使ったサービス。
- MVNOで格安SIMを契約してスマホに差せば、格安スマホのできあがり!
大手キャリアのメールアドレスを使えない、MVNOは実店舗がない場合がほとんどなので設定を自力でやらないといけないなどのデメリットはありますが、その辺が特に問題ないのであれば、格安SIMは携帯電話の基本使用料が安くなるので、検討の価値ありだと思います。