奨学金には「貸与型」と「給付型」があります。
このうち一般的に広く利用されているは「貸与型」ですが、こちらは名前の通り、学校卒業後に何年もかけて返還しなければなりません。
一方、返さなくてOK、つまり全部もらえるのが「給付型」。
私は年間約30万円ほど、2年間で合計約60万円の奨学金をもらいました。
給付型奨学金は、貸与型よりも採用人数が少ない傾向にありますが、私のように、もらっている人はちゃんと実在します。
学ぶ意欲がある人がお金の面で進学を諦めなくてもいいように、給付型奨学金を支給して学業を支援してくれる団体は、複数あります。
学費免除制度だって存在します(苦学生の強い味方!大学の学費免除制度について)。
でも、どんなに困窮していても、自分で情報収集をして自分で申請をしないともらえません!
今回は、経済的事情で学業に支障が出るかもしれない、もしくは経済的には厳しいけど子供を何とか大学等に通わせたい!という人のために、
- 給付型奨学金とは何か
- 給付型奨学金をもらうためにすること
- 給付型奨学金をもらっている間にすること
について解説します!
給付型奨学金とは
給付型奨学金とは、原則返還不要の奨学金のことです。
学習意欲を持った人が、経済的理由により進学を断念することがないように、いろんな団体が支援をしてくれます。
給付型奨学金をもらうには
給付型奨学金をもらうためには、まずは申請しないと始まりません。
給付型奨学金をくれる団体は複数存在していますが、申請する前にいろんな制約がついている場合がほとんどです。
自分の希望に合いそうな奨学金団体を探して、申請しましょう。
申請ルートは下記の2パターン。
- 学校を通して申請する
- 学校を通さず自分で直接申請する
大学を通して申請するタイプの奨学金は、大学のホームページに掲載されていますので確認しておきましょう。
学校を通さずに申請するものは、インターネット等で自力で情報収集する必要があります。
今はネット社会なので、「給付型奨学金」で検索すれば、情報が出てきます。
奨学金をもらうためには選考があります。
選考方法は様々ですが、応募者全員がもらえるわけではないことを頭に入れておきましょう。
給付型奨学金をくれる団体一例
1.公的機関
- 日本学生支援機構(JASSO)
- 地方自治体(都道府県、市町村)
など
2.民間団体
など
3.大学
- 国公立大学
- 大手の私立大学
給付型奨学金をもらっている間にすること
あくまでも私の例ですので、参考に。
私が給付型奨学金をもらっている間に必要だったのは、一年に一度、A4一枚のプリントを、現状や進学先(希望)などを、印刷されている項目に従ってうめていくというものでした。
もらう前は手続きの書類などを記入しましたが、給付終了のときは特に何もなかったと思います。
まとめ:給付型奨学金は経済的な事情を抱えている人の強い味方!情報収集は欠かさずに!
給付型奨学金は、返還不要で経済的な事情を抱えている人の強い味方です。
ただ、給付型奨学金の情報を知らなければ、申請すらできません。
募集情報は自分から収集しに行く必要があります。
奨学団体によって申請時期がバラバラなので、こまめにいろんな奨学団体のサイトを確認しておきましょう!
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