子供が幼稚園児で、ピアノを習わせよう!と思ったとき、もしくは子供が自らピアノを習いたい!と言い出したとき、近所にヤマハ音楽教室があったら、
「ヤマハの音楽教室って、ピアノ教室と何か違うの?」
とちょっと気になるかもしれません。
私は幼稚園の年中から9年間、ピアノ教室でピアノを習っていました。
そして現在、子供たちがヤマハ音楽教室に通っています。
そんな適当な感じでヤマハ音楽教室に我が子は入りましたが、ヤマハ音楽教室かピアノ教室か、どちらでもいいと思っていればいるほど悩みますよね。
ヤマハ音楽教室は、幼稚園児から始めようとすると、「幼児科」というカテゴリーからスタートすることになります。
この記事では、ピアノ教室に通っていた私(母親)が思う、ヤマハ音楽教室幼児科とピアノ教室の違いについてまとめました!
【ヤマハ音楽教室幼児科】レッスン内容
ヤマハ音楽教室幼児科のレッスン内容は、だいたいこんな感じです。
- ドレミで歌う
- 歌詞付きの歌を歌う(踊りもあり)
- 先生が弾いた和音の音を当てる
- エレクトーンを弾く(最初は片手→徐々に両手)
- 音符を読む
- 音符を書く
回によって全部やったり、一部なかったりしますが、だいたいこんな感じ。
親同伴のグループレッスンで、「ぷらいまりー」と「ホームワーク」という教材に沿って2年間進んでいきます。
引っ越しや子供2人ともやっているなどの都合で、3人の先生のレッスン内容を知っていますが、ヤマハは元から基本の内容が決まっているため、どの先生でもレッスン内容は基本的に同じです。
ただ、指導方法はかなり異なるので、私の経験上では、正直、教えるのが上手い先生と、あまりクラス全員上手にさせられない先生がいらっしゃいます。
なので、2年間の最終結果は、先生によっても、その子のやる気や意識によっても変わってきます。
また、楽譜を読むことをさほど重視せず、耳から音を入れるという感じなので、うちの子たちはパッと見で楽譜は読めません。
【ピアノ教室】レッスン内容
ピアノ教室は、ヤマハ音楽教室とは違い、「ピアノを弾くこと」に重点を置きます。
なので、歌ったり踊ったりということは基本ないです。
指を正しく動かせるように、指の動かし方の練習曲と、しっかりした曲を弾くというのが多いです。
短期間で「ピアノを弾く」ということができるようになるのは、圧倒的にピアノ教室だと思います。
また、基本は個人レッスンなので、一人ひとりに合わせて内容の融通が効くというメリットがあります。
【ヤマハ音楽教室幼児科】ピアノ教室との違い
項目 | ヤマハ音楽教室(幼児科) | ピアノ教室 |
スタート時期 | 年中・年長の5月か11月 | いつでも |
クラス形態 | 10名程度のグループレッスン | 個人 |
レッスン内容 | 固定のものを2年かけてやる | その子に応じて |
レッスン時間 | 1回60分 | 1回30分 |
アレンジ演奏 | あり | なし |
使用楽器 | エレクトーン(タンバリンや鈴を使うことも) | ピアノ |
親の同伴 | あり | なし |
ヤマハ音楽教室幼児科に通い始めて通算4年目の私が感じた、ヤマハ音楽教室幼児科とピアノ教室の違いを、表にまとめてみました。
やはり、融通が効くのはピアノ教室の個人レッスンの方ですね。
内容も時間も、子供に合わせて全てを変えられるという点は素晴らしいです。
ヤマハは個人レッスンが出てくるのは、小学生以降。
また、ヤマハは親の同伴がないとダメなのが地味にしんどいです。
私は下の子を連れて、上の子のレッスンに同伴していましたが、2歳の子が1時間、じっとしていられるわけもなく…騒いだり昼寝したりしてました。
ただ、歌ったりするときは下の子も一緒に前に出たりして歌って楽しんでおり、音を当てるクイズでは一番に答えてしまうということも多々あったので、下の子も耳は確実に育った印象はあります。
また、ピアノではなくエレクトーンを弾くので、曲に合わせて色んな音色に変えたりできるところや、自力で伴奏を考えてアレンジしたりという幅の広さは、ヤマハの利点かなと思います。
まとめ:音楽を楽しみたいならヤマハ、ピアノを弾けるようになりたいならピアノ教室
ヤマハ音楽教室幼児科とピアノ教室、双方にメリットデメリットはありますが、音楽を楽しみたいならヤマハ、ピアノを弾けるようになりたいならピアノ教室かな、というのが、実際に両方知っている私の感想です。
ちなみに私自身はピアノ教室でしたが、ピアノを楽譜通りにきっちり弾く、楽譜通りからはみ出すことは許されないみたいな感じが好きではなかったので、伴奏を自分で考えたり色々アレンジができて型にとらわれないヤマハの方がよかったなーと、私は思いました。
ヤマハかピアノ教室か、子供の性格ややりたいことに合わせて、良い方を選んでくださいね!
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