「公文に通わせてみたいけど、小さい頃から通って効果はあるのかな?」
そんなふうに、公文に通わせるかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか。
せっかく習い事をするなら、子供自身の身になることをさせてあげたいですもんね。
特に公文は毎日の継続が必要になるので、効果がないのに無駄なことはしたくない。
そんな葛藤を母親である私自身が抱えながらも、ドリルがとにかく大好きだった我が子は、年中になる直前から公文を始めました。
今回は、年中から公文に通って1年半、実際通った効果があったのか?ということについて、母親目線から見解を述べたいと思います。
公文に通うかどうか迷っている方の参考になれば嬉しいです!
公文に通い始めた頃(年中)・最初の教材
我が子は幼稚園年中になる直前の、年少3月から公文に通い始めました。
国語・6A 1
国語の最初の教材は、6Aでした。
6Aは、基本的にはプリントに書いてある言葉(ひらがな)を読む。だけ。読めたら◯。
最初は単語から始まって、2語文までありました。
きちんと読めているかどうかのチェックが必要なので、先生がつきっきりで見てくれていました。
算数・5A 1
算数の最初の教材は、5Aでした。
ひらがなもですが、数字も既に読めたので、ひたすら数字を順番に読みまくる。
算数も国語同様、先生がつきっきりで見てくれていましたが、10枚が10分もたたずにあっさり終わっていました。
ちなみに、公文には算数、国語とは別で運筆教材(ズンズン)というのがあります。
我が子の場合、ドリル好きが高じて、鉛筆で文字を書くこと(運筆)自体は公文を始める時点で既に問題なしと判断されたため、公文の運筆教材(ズンズン)はやりませんでした。
公文に通い始めて1年半・現在の進度
さて、幼稚園年少3月に公文を始めてちょうど1年半経った、幼稚園年長10月末時点の進度がこちら。
国語・BⅠ 100
Bといえば、公文では一応小学2年生レベルです。
内容は一応理解できている様ですが、如何せん手がまだ幼児の手で不器用なので、小学生向けの小さい枠に小さい字を書くのに苦労しています。
AⅠでカタカナが出てくるんですが、カタカナは読めるけど、自力で書くことができず、テストで落とされもう一度1からやり直したことがあります。
今も相変わらずカタカナは怪しく、字は全然綺麗ではないんですが、文章の内容は理解しているっぽいので、その後はつまることなくどんどん進んでます。
算数・A 180
公文の算数Aは小学1年生レベル。ほぼ引き算です。
今現在、ここでものすごく止まっています。
いつも間違う事なく満点なのですが、時間がかかりすぎということの様です(10〜15分ぐらいかかっているが、10分以内にしたいらしい)。
3ヶ月ぐらい、ずっと同じところらへんでジリジリ。
教室によって進め具合はかなり違うみたい
正直なところ、年中になる直前から始めて、もう少し進むかと思っていました。
今子供たちが通っている教室では、速く!というのを求められることが多く、内容が満点でも先に進まないことが多いです。
私自身も公文に通っていた経験がありますが、あまり時間を求められた覚えがなくて。むしろ先に先に進めさせたい感じの教室でした。
同じところから全く進まないと飽きるけど、今後のことを考えると基礎をしっかりしておきたいということなのかもしれないし、長い目で見たら実は今のやり方がいいのかもしれないので、あえて先生に「もっと進めてほしい」など進言したりはしていません。
同じ年でももう高校教材とかまで進んでる子もいるんですよね〜。いやはやすごい。
ちなみに、我が子が通っている教室では、同学年の中では我が子が一番進んでます。
他の学年の子を見ても、突き抜けていたり全体的に先に進んでるという感じではあまりないので、じっくりいくという方針の教室なのかな?と思っています。
私が通っていたところみたいにガンガン進める教室も、今の時代もあるようなので、どこの教室に通うかによって、進み方はだいぶ変わってくると思うので、新たに公文を始める場合は、教室の方針が親の方針と合っているか、教材の進度を気にされるのであれば事前に確認しておいた方がいいと思います。
年中から公文に1年半通った効果
年中直前から1年半、公文に通ってどんな効果があったのかまとめてみました。
できるようになったこと
- 本を自分でよく読むようになった(公文に通う前は1人ではほとんど読まなかった)
- 文章をスラスラ書けるようになった
- 知識が増えた
- 計算が速くなった
- 毎朝の学習習慣がついた(声をかけなくても自分で全部やる)
イマイチな気がすること
- 字がキレイじゃない
- 時間を求められるあまり、焦り出すと貧乏ゆすりをするように
- できない問題が出てくるとイライラしがち
こうやって書いてみると、一応いい効果の方が多いですね。
できない問題にぶつかったときが、一番の問題ですかね。私も子供も短気なので、どうしても喧嘩腰になってしまい、毎日反省…。
国語に関しては、字はツッコミどころがありすぎるので、放置してしまっていますが、もう既にその字で固定されてきてしまっているので、本当は、ちゃんとキレイに鉛筆を握って書けるようになってから字を学んだほうが、字がキレイだったんだろうなと思います。
でも、教材にいろんな話が出てきて、知識がすごく増えたし、読むことにも抵抗がなくなった感はあるので、それは良いことだったと感じています。
算数は…小学校に入学してみないと、真価はわからないです。とりあえず、一桁の足し算と引き算はできるようになってます。
まとめ:公文に通っていい効果も悪い効果もあるけど全体的にプラス
年中になる直前から公文に通い始めた我が子は、1年半で国語は小学2年生相当、算数は小学1年生相当まで進んでいます。
学習面で争いになってしまうことがまあまあある点はデメリットですが、知識やできることが増えているというメリットはあります。
学校にまだ通っていないので、学校でのメリットは未知数。
ですが、知識の引き出しが増えるのはいいことですし、学習習慣が既にあるのは今後の学校生活にもいい影響を及ぼしてくれると思います。
公文に通うか迷っている方の参考になれば幸いです!
▼公文に通う前、家でやっていたドリル▼