「子供に絵本を買いたいけれど、どんな本がいいのかよくわからない」
「買って失敗はしたくない!」
と思っている人も多いはず。
我が子たちは、毎月30〜50冊程度の本を読みます。
そんな私の子供たちが実際ハマって、大人でも読んで楽しめる、ためになるなと感じた本を厳選して5冊紹介します。
絵本選びに迷っている方の参考になれば。
【おすすめ絵本①】りんごかもしれない
今話題のヨシタケシンスケさんの代表作、「りんごかもしれない」。
家に置いてあった一つのりんご。りんごに見えるけど実はりんごじゃないのかもしれない!実はりんごじゃなくて〜かもしれないとどんどん発想を膨らませていく、親世代が子供のころにはなかったような新感覚の絵本です。
こんな発想力、想像力をいつまでも失いたくないなと思わされるような、大人が読んでも楽しい本です。
ちなみに、うちの下の子は4歳ごろまで絵本には特に興味がありませんでした。
ものすごく小さい頃に一度「りんごかもしれない」を図書館で借りて読んだことはあったんですが、5歳になった頃久しぶりに借りてみると大ウケ。
図書館から借りている1週間程度の間、常に持ち歩き、文章を一冊分全部暗記してしまうほどハマりまって、その後購入しました。
絵本にあまり興味がないお子さんにも、ハマるかもしれません。
【おすすめ絵本②】としょかんライオン
名作、「としょかんライオン」。
原本は海外の絵本で、日本語訳されたものが日本では売られています。
ある日、図書館にライオンがやってくるという衝撃的な始まり。
決まりとは、ルールとは、相手の気持ちを考えるとはどういうことか。
そんなことを考えさせられる、心温まるハートフルな絵本です。
【おすすめ絵本③】センシュちゃんとウオットちゃん ながいたび
工藤ノリコさんの作品、「センシュちゃんとウオットちゃんのながいたび」。
工藤ノリコさんといえば、近年はノラネコぐんだんのシリーズがロングヒットしていますね。
しかし敢えて、私はノラネコじゃなくて、こちらの「センシュちゃんとウオットちゃん ながいたび」をおすすめしたいです。
季節の移ろいがよく表現されていて、背後に出てくる生き物たちまで抜かりなくぎっしり絵が描かれています。
お話は結構長いので読み応えがあり、もちろん、ノラネコ同様面白い系ですよ!
なんかうまくコメントを書けないのがもどかしいのですが、とにかく読んでみてください!
【おすすめ絵本④】おかえし
公文の教材で取り上げられている「おかえし」。
公文の国語の教材を進めていくうちに出てきて、借りて最後まで読んでみたいという子供の希望で借りました。
ある日、たぬき家の隣にときつね家が引っ越してきて、きつねのお母さんがお土産を持ってたぬき家に引っ越しのご挨拶にきます。あら、こんなものをいただいちゃって、何かお返ししなければ…とお返しのしあいを繰り返した結果、最後には。
子供たちが大爆笑で読んでいました。
何事も、限度が大事ですね!
【おすすめ絵本⑤】みえるとかみえないとか
視覚障害者の方の協力の元、描かれた絵本「みえるとかみえないとか」。
宇宙飛行士の主人公が、目の3つある人の星に降り立った。そこで普通にしているだけなのに、目が2つしかないのはかわいそうと言われたり、やたら気を遣ってくれたり…
世の中にはいろんな人がいて、いろんな普通があるのが当たり前だよねという、当たり前だけど気付きにくい、子供に対して言葉で説明するのがなかなか難しいことを、わかりやすく楽しく教えてくれる本です。
大人にもおすすめ絵本:まとめ
- りんごかもしれない
- としょかんライオン
- センシュちゃんとウオットちゃん ながいたび
- おかえし
- みえるとかみえないとか
どの絵本も、大人でも楽しめ、考えさせられるような絵本です。
図書館で借りたり、本屋さんで試し読みしてみて、よさげなものは購入するのも一つの手です。ぜひ一度読んでみてくださいね!
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